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難治性ニキビはただのニキビやニキビ跡とは異なるので、注意が必要です。

 

難治性ニキビって何ですか?原因や治し方について教えて下さい・・・


 

難治性(なんじせい)ニキビとは、治すことの難しいニキビの総称です。

 

 

について説明して行きます。


 

難治性ニキビと普通のニキビは何が違うの?

 

 

いつまでも腫れのひかない炎症ニキビや、化膿してしまったニキビの全てが難治性ニキビという訳ではありません。

 

顔全体やあご周りなど、広範囲に大きなニキビが大量に発生し、月や年単位で本来の肌に戻らないのが難治性ニキビです。


 

難治性ニキビもともは普通のニキビと同じものでした。
それが不適切な治療やケア、体質などの影響で治りにくくなってしまっている状態です。

 

 

  • 日常のケアである程度は発症させない、
  • 再発させないようにする事は可能

ですが、発症してしまうと個人のケアでは完治が難しく、病院やクリニックに通い、長期的な治療が必要となります。


 

難治性ニキビになる原因は?

 

ニキビになる原因はアクネ菌と皮脂というのは変わりません。
それなのに普通のニキビで済む方と、難治性になってしまう方の違いはどこにあるのでしょうか。

  • 体質的に皮脂の分泌量の多い方、
  • 几帳面で真面目な方

に発症しやすい傾向があります。

体質によるもの

 

皮脂の分泌量の多さというのは、遺伝である程度決まっています。
もちろん食事や生活習慣、月経周期のホルモンバランスの変化などで変動はありますが、体質的に皮脂腺が太く多い方は分泌量が多くなります。

 

改善策としては、
  • 食生活の見直し
  • 脂性肌用基礎化粧品の使用
  • ストレスを溜めない

を意識しましょう。

 

性格によるもの

 

几帳面で真面目な方はストレスを溜め込みやすく、自律神経の乱れからホルモンバランスの変調を起こしやすくなります。

 

 

また、几帳面な性格さ故に、ニキビを治そうとする努力を怠りません。

 

過剰な洗顔抗生物質の長期使用などですね。

 

抗生物質を長期使用するとアクネ菌に耐性がつき、より強い有毒性を持つ耐性菌に進化してしまう恐れがあります。


 

対策としては、
  • 頑張り過ぎない
  • 抗生物質は長期使用しない
  • ストレスを溜めない

ようにしましょう。

 

難治性ニキビになった肌はどうなるの?

 

症状は人によって違いがあるものの、化膿して赤黒くなってしまったり、通常のニキビより大きかったりするのでとても目立ちます。

 

 

また、性質として一度治っても再発することも多く、悪化してクレーターケロイド状のニキビ跡になりやすいです。


 

難治性ニキビがクレーターやケロイド状のニキビ跡になる理由は?

 

 

ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂を分解して遊離脂肪酸に変性させる物質を作り出します。

 

 

遊離脂肪酸というのは皮膚に刺激を与えるために、ダメージによって炎症が引き起こされるのですが、この炎症を改善するためにターンオーバーが過剰になりすぎます。

 

 

ターンオーバーは正常なサイクルであれば健康な皮膚を作り出しますが、サイクルが短すぎると未熟な肌細胞が表皮の角質と入れ替わり、それがどんどん蓄積して角質肥厚が起こります。

 

 

角質肥厚は皮膚が分厚くなる症状で、毛穴が塞がれてしまうことでアクネ菌が増殖し、さらにひどい炎症が起こるというサイクルが繰り返されます。

 

 

皮脂が過剰分泌されると、アクネ菌はどんどん遊離脂肪酸を作り出すため、普通のニキビよりも治りにくい難治性ニキビが発症するのです。

 

 

 

そうして何度も炎症や化膿を繰り返した肌は、周辺組織のダメージから新しい皮膚がうまく再生されず、窪みやケロイド状になってしまうという訳です。


 

難治性ニキビは治せるの?

 

 

難治性ニキビの治療法には、

 

  • 毛穴を塞ぐ角質を取り除くケミカルピーリングや、
  • 角質をはがしてターンオーバーを促進し、角質肥厚を改善するトレチノイン治療

などがあります。

 

 

体質的に皮脂が過剰分泌される場合は、

 

  • レーザーで皮脂腺を焼き潰したり、
  • ピルを用いてホルモンバランスを整える

方法もあります。

 


 

海外ではニキビ治療薬として使用されているイソトレチノイン(アキュティン)は、日本では未承認医薬品のため保険は適用されません。

 

皮脂腺の縮小や抗菌作用があり、難治性ニキビの治療薬として高い効果が得られるのですが、軽度~重度まで、さまざまな副作用が報告されているため、個人の判断で服用するのは避けましょう。

 

 

いずれにしても、難治性ニキビは自己流のニキビケアでは治らないので、必ず皮膚科など医療機関で治療を行いましょう。

 

 

ちなみに、赤みの残ったニキビ跡にも似ていますが、難治性ニキビはニキビ跡ではありません。


 

難治性ニキビの治し方はニキビ跡とは違いますから、間違ったケアで悪化させないように気をつけてくださいね。